ブログ|F-CON(光冷暖)とエアコンの比較

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2019.08.16
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F-CON(光冷暖)とエアコンの比較

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 エアコンとF-CON(光冷暖)の比較・・・

 

今日はF-CON(光冷暖)とエアコンの比較をしたいと思います。但しこの比較はそもそも冷暖房の仕組みが全く異なるので参考になるかは疑問ですが・・・。

 

左の温度計は弊社2階のF-CON(光冷暖)体感ルーム(鉄骨造2F建)の入口床付近の室温と湿度です。雨上がりの夕方という事も有りかなりムンムンしております。中央の写真はF-CON(光冷暖)の体感ルーム内のテーブル上の室温と湿度です。右の写真はこの時点のF-CON(光冷暖)パネルの表面温度です。鉄骨の2階にしては優秀な室内環境ではないでしょうか。優秀なので比較とは関係なくご報告です。

それでは実際に比較していきます。

上の写真は弊社1階事務所の200Vエアコンの吹き出し温度です。7,6℃になってました。リモコン設定は25℃です。

上の写真は先ほどと同じ弊社2階光冷暖体感ルームの200Vの光冷暖の表面温度(風が出ないので)です。12、3℃になってました。リモコン設定は23℃です。

  エアコンの吹き出し口温度はリモコンの表示温度とは違うの?

 ここで何か疑問に思われた方がお見えになると思います。まずはエアコンですがリモコンで室温25℃に設定しているのに吹き出し口の温度が7,6℃ということです。ご存知の方もお見えになると思いますがエアコンはリモコンで25℃に設定しても25℃の風が出ている訳ではありません。一般的に夏は12℃前後の冷風を室内に送ることで暑い空気とかきまぜ部屋全体を冷やしていきます。また除湿も一緒にしてくれます。欠点として冷風が体にあたるのでだるくなる原因がここにあります。また、最近の暑さが異常な事もありエアコンを一晩中入れっぱなしにしている方も増えて来ておりますが、一般的には過乾燥ぎみになりやすいので朝、のどの調子がおかしい時があります。

 F-CON(光冷暖)は遠赤外線を利用

 一方の光冷暖パネルは風を送る機能がありません。よって室内の温度を下げる為に壁と天井を利用して熱の元である遠赤外線を遠くまで運ぶことによって室内温度をコントロールしています。またエアコンのような除湿機能がありませんので過乾燥にはなりにくいですが、夏は除湿機が必要な場合もあります。弊社2階F-CON(光冷暖)体感ルームは常時人が居るところではありませんので、湿度は一年を通して50%前後です。実際は人が生活をしている所に設置しますので湿度は60%を超えます。また室内の換気をあまりされない場合や小さなお子様がいる場合も湿度は60%を超えます。

気になる電気代ですが、弊社2階のF-CON(光冷暖)体感ルーム(約30畳)で昨年は一カ月平均(夏・冬)約7000円の電気代でした。

 

 冷房の利きについては?

 エアコンの方が断然早く冷えます。

 F-CON(光冷暖)は初めにスイッチを入れてから部屋が冷えるまでに数時間はかかりますので、冷暖房が必要な季節になったら24時間スイッチは入れっぱなしになります。エアコンと違い送風という機能がありませんのでゆっくり室内を冷やし(温め)ていきます。一度冷えて(温まって)しまえばあとはエアコンと同じで保温状態に入ります。同じような仕組みで遠赤外線を利用した商品に床暖房があります。床暖房も送風という機能が無いのでスイッチを入れてからゆっくり室内を暖めていきます。

 冷暖房が良く利く家は?

①断熱性能  ②気密性能  ③遮熱性能  ④換気性能

この4つの性能が重要で特に冷房の利き具合が大きく左右されます。また光冷暖のような送風機能が無い商品は夏場、顕著に表れます。

逆にF-CON(光冷暖)で涼しいお家はどんな冷暖房機を使っても快適で且つ光熱費はかなり安くなります。当たり前ですが・・・

 

 私はとても暑がりで短時間ならエアコンの風にあたることは好きです。でもなぜF-CON(光冷暖)をお勧めするのかというと、単純にエアコンやファンヒーターなどの硬い冷風やムンムンした重い温風の中で寝ると朝までとても苦痛だからです。体がだるい。肩がいたい。のどがいたい。

 私の場合はF-CON(光冷暖)の室内環境では一切その症状が出ません。朝はスッと気持ちよく起きられます。仕事に集中したいときなどは2階の体感ルームにこもって作業をしますが、気持ちよすぎてついつい寝てしまいます(笑)

 

 とこはる気分・・・

 私の一番好きな光冷暖の使い方は夏の午後、扇風機を離れた場所に自分と反対向きにおいて【首振り弱運転】にして柔らかい風を浴びながら畳の上でウトウトするのが大好きです。暑いから扇風機を使うのではなく先ほどの話に戻りますが、エアコンの吹き出し口は12℃前後の冷風で乾燥空気です。光冷暖の室内環境で扇風機を使うと快適な室温(私は23.5℃~24.5℃)が体にあたるので、まだ木陰が少し肌寒い春に芝生の上で横になっているような気分が味わえます。但し体が冷えすぎますので扇風機のタイマーを30分程度にセットしてからウトウトしてください。

※私は虫が苦手なので実際は木陰で寝転ぶことはしませんが、室内なので安心して疑似体験しています。

 F-CON(光冷暖)をお使いの方でおすすめな使い方がある方は是非教えてください。

 

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