ブログblog
着想は意外なものから!? 「F-CON(光冷暖)」の開発ストーリー
とこはるの家の標準仕様でもある「F-CON(光冷暖)」システムが誕生するまでには、意外なきっかけがありました。F-CON(光冷暖)の開発会社がつむいだ開発ストーリーをご紹介します。
営業時間外の岩盤浴から生まれたひらめき
F-CON(光冷暖)システムを開発したのは、福岡県に本社をもつ「KFT株式会社」(アニーグループ)という会社です。F-CON(光冷暖)システムのほかに、岩盤浴(ストーンスパ)や健康・美容に特化した雑貨を扱うお店の運営や、様々なオリジナル商品の開発販売事業を行なっています。
ある暑い夏の日のこと。会社で運営している岩盤浴施設「石の癒」の清掃のために、浴室内の全電源を落としていたところ、スタッフがあることに気付きました。「涼しい…。」 真夏でエアコンもついていないはずなのに、洞窟のようにひんやりとしていたのです。そして「これまでは岩盤浴でお客様に満足していただくために、低温で質の良い汗を出す石の研究開発を進めていました。しかし石を温めるのではなく冷やすことで、人に喜んでもらえるのではないか?」と、この逆転の発想を得て、開発者は遠赤外線の研究者の協力を仰ぎながら研究に取り組み始めました。
壁・床・天井が空調システムの一部に
研究を重ねる中で、壁・床・天井の状態までもが空調に影響することも発見。ラジエーターに塗られているものと同種のセラミックを壁・床・天井にも使うことで、ラジエーター内の水循環だけに頼らず、より効率的に冷暖房効果発揮することができるようになったのです。いわば、壁・床・天井も空調システムの一部として使っているということです。
特許を取得!国内外で高い評価
2005年、地球にも人にも優しい無風の空調システム「光冷暖」がついに誕生しました。このシステムは2011年に特許を取得し、日本のみならず海外にも展開するほどの事業に成長。世界の有名国で次々と特許を取得し、現在もさらなる海外普及に向けて、各国で特許を出願しているところです。
また、2014年度には、技術開発・製品化部門で環境大臣賞を受賞。政府からも認められた優良な空調システムともいえるでしょう。
商業施設や公共施設への導入実績も多数
「とこはるの家」のように一般住宅はもちろん、その優れた性能から、オフィスやモデルルーム、さらに医療施設や学校など、様々な業種・業態でも導入実績を重ねています。
一人でも多くの皆様にこの快適さをお届けしたい
岩盤浴場でのふとした思いつきから生まれた「F-CON(光冷暖)」。まだまだ知名度が高いとは言えないかもしれませんが、健康・快適・省エネ・エコ・清潔といった、多くのメリットを持っているからこそ、多くのご家族や企業などにも評価されていることは確かです。
私たちMIZUSEN建築士事務所は、この優秀な空調システム「F-CON(光冷暖)」と出会い、その性能と可能性に感動したことをきっかけに、光冷暖を標準装備した注文住宅『とこはるの家』というブランドを立ち上げました。一人でも多くの方に、この快適さを知っていただきたい、健康で永く暮らしていただきたい、そんな気持ちでとこはるの家をおすすめしています。
F-CON(光冷暖)の快適な空間をご体感いただけるショールームをご用意しておりますので、見学のお申し込みをお待ちしております!
(株FUTAEDA HPより一部引用)