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【土地編】「F-CON(光冷暖)の家」家づくり密着ドキュメンタリー
連載第3弾。今回は、土地編と致しまして土地探しから契約までをお話しさせて頂きます。
マイホームを建てるには欠かせない土地!
土地探しをする時には、広さや土地の特性、ハザードマップや駅や商業施設などへのアクセスの良さや通勤時間、学校までの距離など、様々な事を検討して選ばなければなりません。
建物の広さを決めてから、余った予算で買える土地を買う方や利便性を優先し、先に土地を買う方など様々だと思います。
どちらの買い方が正解というのは、個人的には無いと思います。
私達家族が、優先したのは後者の利便性ですが、探していた土地は岐阜市でも北部に位置する場所です。
元々、私の実家があり学生生活と今日に至るまで住み続けている場所です。
公共交通機関もバスのみで、電車の駅や市街地に行くまで片道30分位かかります。
夜になると辺りは真っ暗で、民家の灯りと街灯、1番明るいのがコンビニです。
私の実家はこの地区でも、学校区の境にあり周辺にはバス停もコンビニも無く、山を切り崩して団地にした場所にありますので、学生時代はとても不便さを感じていました。
そんな不便な場所をなぜ選ぶのか?と思われるかもしれませんが、この地での長い生活で地域の人達に慣れ、友達家族と離れたくない気持ちや土地勘に慣れたという「自分達が住み慣れた」という理由が一番にあります。
あと、もう一つ大きな理由はここ三輪地区は岐阜市内でも土地の坪単価がお値打ちだということです。
希望の土地が見つからない!
この辺りは、最近住宅やコンビニ、ドラックストアも増えてきて、幼少期よりはかなり栄えてはきましたが、都会の様な密集地では無いので土地はいくらでも探せばあるだろうと高を括っていました。
しかし、不動産屋さんを2件回りましたが、中々自分達の希望の土地(広さと位置、金額)が無く、有っても希望より広くその為予算もはみ出てしまう物ばかりでした。
不動産屋さんで聞いた話しでは、この辺りは田畑が多く市街化調整区域(市街化を抑制し農地や山林などの保全を図る区域/引用:岐阜市役所HP https://www.city.gifu.lg.jp/7327.htm)に設定されていて、第三者が購入する事が出来ない為、不動産情報としては上がらない。
又、市街地や利便性の良い地域などは土地単体での需要があり、利益も見込める為、不動産情報として出てくるが、この辺りは土地単体では需要も少なく利益も得られないので、大きな建築屋さんが広い田畑をまとめて更地にして、何件か分に分けて建築条件付き(建てたい建築屋さんを選択できない)の分譲地にして売るか、土地建物付きの建売として売っているのが実情という事。
それでも諦めずに休みの度に売り看板立ってないか探して周り、不動産屋さんからの物件情報も周り、友人、知人にも声掛けして周りました。そんな中、希望より15坪くらい広く予算も少しオーバーしてましたが、この辺りでは比較的利便性も良く、バス停、保育園、学校も近く、南側道路、東側水路+道路、北側水路で陽当たりの良さと開放的な良い土地を見つける事が出来ました。
土地の値段交渉!!
あとは、少し予算オーバーしている分をどう埋めるか?土地を仲介している不動産屋さんに連絡をし、言い辛い所では有りますがダメもとで、交渉してみる事にしました。正式書面での依頼になりますが、交渉は元々仲介に入っていた地元のたかとみ不動産さんにお願いしました。数日後何とか坪単価を下げて頂けるお返事を頂けました。元々坪数が広かったので、今回の交渉結果にはかなり満足しました。後日、土地売買契約の締結と重要事項説明を行い、無事完了しました。(契約内容など一字一句全て読み聞かせて説明を聞くのに約1時間半かかりました。)
土地売買契約前の住宅ローン再事前申請とローン申し込み手続き!
以前に仮審査は終わってましたが、当時は土地も建物も仮でしたので、土地が確定した段階で土地売買契約前に再度、事前審査を行いました。1週間程で審査も無事下り、ローン申込みと団信(必須:団体信用生命保険)の申し込みも後日、無事完了しました。
by 後藤