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F様邸 気密測定状況
ブログカテゴリー:施工
先日、F様邸にて気密測定を行いました。
開口部の取付、断熱材敷き込み、気密シート張りを終え排気と給気口の穴を養生でふさいだ段階で行いました。
もちろん、目視できる破れやタッカー(シートを止めるホッチキス工具)の針も忘れずに気密シート張りします。
今回は、前回の断熱材メーカーではなく、気密材などの取り扱いもある日本住環境株式会社様にお願いしました。
測定が始まると建物内部の空気が吸い出されるので気密シートが内部に膨らみタッカーが外れていきます。
毎回ですが、とてもドキドキします。
今回は3回行い、隙間を手直ししながら測定を行いました。最終結果は0.8。一般的には1以下を目指します。気密の数値は勿論1以下を目指し、10数年後も1以下を維持しないといけません。又、0.5を下回るにはかなりのご予算も必要になってきます。単に気密を求めるのではなく、同時に充分な換気量も必要になってきます。
建築基準法で定められている必要換気量では、実際は満たされていないケースもあります。
気密も換気、どちらもとても大切なのです。
今までの施工方法や材料選定など、今までがそうだから今後もその方法で続き行うのではなく、常に今の方法に疑問を持って取組む事が大切だと思う今日この頃でした。
by 後藤